Developers Documentation
Core Concepts
中継エンジンの構成仕様(Infrastructure Architecture)
Osiryn Relayは、可用性99.9%を達成するために、単一障害点(SPOF)を持たない完全なサーバーレス・エッジコンピューティング環境上に構築されています。本プラットフォームは主に以下の3つのコンポーネント群から構成されています。
1. Edge HTTP Receiver (Rust/WASM)
外部(Stripe等)からのWebhookリクエストを最初に受け止めるフロントドア層です。Cloudflare Workers(RustコンパイルWASM)上で稼働し、全世界300以上のPoP(Point of Presence)でリクエストをインターセプトします。
- 責務: DDoS防御、レートリミット適用、HMAC-SHA256署名検証。
- 性能: 受信から200 OKの返却まで、平均10ms未満での同期処理完了。
2. Persistence Layer (D1 & KV)
受信した生ペイロードを即座に安全に保存する永続化層です。受信と同時にバックグラウンド(ctx.wait_until())で実行され、送信元へのレスポンス性能に影響を与えません。
- KVストア: エンドポイント設定やルーティングルールの超高速キャッシュ。
- D1 (SQLite): リレーイベントのメタデータ追跡、監査ログの長期保存。
3. Relay Worker & Priority Queues
永続化されたペイロードをお客様のTarget URLへ確実に配送するバックエンドワーカーです。
- 再送ロジック: 指数関数的バックオフ(Exponential Backoff)アルゴリズムに基づき、下流システムの負荷を考慮しながら自動再送を行います(最大7回/24時間)。
- アラート: 最終リトライ失敗時、即座に管理者のメール及びLINE Notifyへデッドレター通知(DLQ Alert)を送信します。